2014/07/27
とある大きな大会で、高学年の試合で審判をする事となった。
いつも通り、「塁審ならできます」という事で参加したのですが、審判に参加した他のチームの
審判が「球審はやった事がないからできない!」と言い出し、
とうとう大会での球審デビューとなってしまった。
練習試合を思い出し落ち着いて、開始のあいさつを行い
投球練習のカウントをしていると、緊張からか手が震えだしてしまった。
とりあえず大きな声で「ワンモアピッチ!」と叫ぶと落ち着いたのか、震えが止まった。
1回表
1死ランナー3塁でスクイズを仕掛けてきた!
バッターはストライクのボールをバントし、ピッチャーゴロを飛び出してきたピッチャーがキャッチし
キャッチャーがランナーをタッグした。
私は頭の中が混乱していたが、「アウト!」と叫んだ!
ランナーの触塁が一瞬遅れていた、はっきり言って「セーフ」と言っても誰も文句を言わなかったぐらい際どいプレーだった。
その判定でかなり自信がついたのか、それ以降のジャッジは冷静に行えた。
しかし、ゲームも中盤になった頃、バッターがピッチャーゴロを打ち、バッターは難なくアウトとなり、1塁ランナーは進塁したところで、守備側の監督がタイムをかけ、
「今のはインターフェアでは?」と言ってきた。
「ちょっと待ってくれ、インターフェアってなんだっけ・・・」と、また頭の中が混乱してきたが、「バッターランナーがフェアゾーンを走っていた!」と言ってくれたので、助かった!
ピッチャーゴロで送球に影響がなかったのと、ほんの少しフェアゾーンを走っていただけなので問題なしと判断したので、ジャッジを覆さなかった。
インターフェアとは・・・守備(攻撃)の妨害
その後は、問題なく試合は進行し無事にゲーム終了となりました。
しかし、試合後に審判ルールブックを読み直すと
キャッチャーボークの欄が目に留まった。
試合中、ランナー3塁でキャッチャーがピッチャーの投球フォームに入る前からキャッチャーボックスから外れていたのですが、何か違和感がありながらも試合を進めてしまいました。
ルールブックにはピッチャーの手からボールが離れないうちにキャッチャーが片足でもボックス外に出ているとボークとなりランナーは進塁できるとありました。
得点差があり勝利チームが攻撃側だった事と勝利チームもこのルールを知らなかった事で問題になりませんでしたが、以後、気を付けるようにしたいと思います。
<ピッチャーボーク?>
その次の試合、私は記録係をしていたのですが、球審は私と同じくこの試合がデビューという方でした。
緊張からか何度かカウントを間違えたりして、カウンターに気を取られていたようで、バッターが打撃姿勢を外したせいでピッチャーも投球を途中で止めたのを見ていなかったようでした。
攻撃側のチームから「ピッチャーボーク!」と叫ばれて何事っ!という顔で私と目が合ったのですが、私もこの場合はどうなるのか判りませんでした。
とりあえず流す事にしてノーカウントで試合再開しました。
その後、ルールブックを読み直したところノーカウントで正解だったようです。
上記の場合は、ボークを宣言してはならないと書かれていました。
色々、失敗したおかげで勉強になりました。
また次の試合に向けて勉強したいと思います。
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