2017年11月28日火曜日

コリジョンルール:キャッチャーの走塁妨害

先日行われた試合で、久しぶりに球審対応しのたのですが、
ランナー2塁でレフトオーバーのヒットとなり
ランナーがホームまで突進してきました。

レフトから好送球が帰ってきて、私は余裕を持って
アウト!」とジャッジしました。

しかし、攻撃側の監督が出てきて、今のは「コリジョンルール」ではないかと
詰め寄ってきてしまいました。

確かにキャッチャーが走塁上で構えていた為、
ランナーが失速していたのかと、
後になって気づいてしまいました。

冷や汗とランナーに申し訳ない事をしてしまったと思いましたが、
ここでジャッジを覆してしまったら、今度は守備側から抗議が出て
大変な事になるのは目に見えていたので、
なんとか説得し納得はして貰えなかったかもしれませんが
抗議を受け付けませんでした。

試合終了後の審判反省会で確認したところ
ランナーが得点圏にいる場合は、
キャッチャーが走塁妨害しないように
キャッチャーの動きに皆さん注意しているようでした。

久しぶりの球審対応と緊張で
審判講習会で散々注意されていた「コリジョンルール」の事を
忘れていた事を非常に反省する試合でした。

審判は失敗から勉強していくものだと私は思っているので
今回のミスジャッジは非常に勉強になりました。

言い訳になってしまいますが
少年野球の審判はどなたもボランティアでやっています。
野球経験の無いお父さん達が一生懸命審判の勉強して、
本業の仕事が忙しい中、時間を作って審判対応しています。

たまに監督・コーチや応援している父母から心無い言葉が聞こえてくることもあります。
「じゃー、おまえがやってみろ!」と心の中で叫んでしまいます。

皆さんもそんな言葉に負けないように審判がんばりましょう!



2017年1月12日木曜日

制限時間オーバーのじゃんけん

高学年最後の大会
明けましておめでとうございます。
2017年、初回の大会は6年生最後の大会を担当する事となりました。

野球ってやはり2アウトからなんですね!

Sチーム対Aチームの試合

Sチームが初回3点を守り試合も終盤7回表、Aチームの攻撃で2アウトランナー2,3塁となり、一打逆転の場面で好投していたピッチャーも緊張していたのでしょう。

ワイルドピッチで1点、連続四球で満塁となり、2連続センター前ヒットでついにAチームが同点となりました。

Sチームの裏の攻撃、
Aチームのピッチャーの気迫の籠ったピッチングに3者凡退に終わり、
いよいよ緊張の延長特別ルールとなりました。

*特別ルール(8回,9回をノーアウト満塁から始まる)


ベンチや応援が一番盛り上がり、少しのミスも許されないので、野球の審判をしていて、一番緊張するイニングです。

Aチームの攻撃
Sチームの3塁手のミスでピッチャーからの牽制を弾いてしまいAチームに1点,その後はピッチャーの好投でSチームが守り抜き攻撃終了。

Tチームの攻撃
スクイズに成功し1点、その後はホームゲッツーと凡打で攻撃終了。

1対1のまま、決着がつかず、9イニングに突入かと思ったのですが、
制限時間切れ、日没間近という事で抽選となってしまいました。

大会運営側の準備ミスで抽選くじが無かったので、ジャンケンでの勝敗となりました。

方法としては最終回に出ていたメンバー9人を両チーム、ホームベース前に並べさせます。
後出しジャンケンを防ぐ為、両者背中合わせになってもらい、
主審の「最初はグー、ジャンケンポン!」の合図で1組づつジャンケンを行います。

結果はAチーム5連勝でストレート勝ちとなりました。
勝利の流れは最終回に同点に追いついたAチームに来ていたのでしょう。

野球の試合で勝敗つけさせたかったので、非常に残念でした。

制限時間内に終了させられなかった私たち審判のミスでもあると思うので反省しております。
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