ランナー2塁でレフトオーバーのヒットとなり
ランナーがホームまで突進してきました。
レフトから好送球が帰ってきて、私は余裕を持って
「アウト!」とジャッジしました。
しかし、攻撃側の監督が出てきて、今のは「コリジョンルール」ではないかと
詰め寄ってきてしまいました。
確かにキャッチャーが走塁上で構えていた為、
ランナーが失速していたのかと、
後になって気づいてしまいました。
冷や汗とランナーに申し訳ない事をしてしまったと思いましたが、
ここでジャッジを覆してしまったら、今度は守備側から抗議が出て
大変な事になるのは目に見えていたので、
なんとか説得し納得はして貰えなかったかもしれませんが
抗議を受け付けませんでした。
試合終了後の審判反省会で確認したところ
ランナーが得点圏にいる場合は、
キャッチャーが走塁妨害しないように
キャッチャーの動きに皆さん注意しているようでした。
久しぶりの球審対応と緊張で
審判講習会で散々注意されていた「コリジョンルール」の事を
忘れていた事を非常に反省する試合でした。
審判は失敗から勉強していくものだと私は思っているので
今回のミスジャッジは非常に勉強になりました。
言い訳になってしまいますが
少年野球の審判はどなたもボランティアでやっています。
野球経験の無いお父さん達が一生懸命審判の勉強して、
本業の仕事が忙しい中、時間を作って審判対応しています。
たまに監督・コーチや応援している父母から心無い言葉が聞こえてくることもあります。
「じゃー、おまえがやってみろ!」と心の中で叫んでしまいます。
皆さんもそんな言葉に負けないように審判がんばりましょう!